神と人との間で…オオカミのつぶやき

ユダヤの魂を持った、クリスチャン

ヴァイガッシュ

今週の朗読

パラーシャー:創世記 44:18-47:27
ハフタラ:エゼキエル書37:15-28
ブリットハダシャ:ローマ人への手紙11:11-36
 
近づくという意味を持つ「ヴァイガッシュ
いよいよ、ヨセフ物語第3段が始まった。
 
ヨセフが泣きながら家族と和解する、その瞬間である。 

ミケッツ

今週の朗読

パラーシャー:創世記 41:1-44:17
ハフタラ:ゼカリヤ書2:14-4:7
ブリットハダシャ:ヨハネによる福音書11:1-57
 
ヨセフ物語第2弾は 「~の後に」
ヨセフが2人の囚人に夢の解き明かしをしてから2年の後に、ファラオがある不思議な夢を見ることから物語は始まる。
 
エジプトの地で奴隷となり、そこの主人の妻に濡れ衣を着せられたヨセフは、未だに牢屋にいた。
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ヴァイェシェヴ

今週の朗読

パラーシャー:創世記 37:1-40:23
ハフタラ:アモス書2:6-3:8
ブリットハダシャ:ローマ人への手紙9:19-33
 
ヤコブは、長年の放浪と艱難と争いの末、ようやく故郷カナンの地へ戻った。
いまやヤコブは満ち足りており、尊敬されている。
エサウでさえ、弟を敵に回すより隣人として接したほうが得であると心得ている。
家業である羊飼いは既に息子達に引き継がれている。
 
ヤコブは、過ぎ去った若き日の夢に思いを耽る毎日を送る静かな生活に戻った。
 
しかし思いがけないところから生活が一変する。
ヤコブの愛息子、ヨセフだ。
 

ヴァイシュラッハ

今週の朗読

パラーシャー:創世記 32:4-36:43
ハフタラ:オバデヤ書1:1-2:7
ブリットハダシャ:ローマ人への手紙9:1-33
 
「遣わす」という意味を持つヴァイシュラッハ
今日のトーラーポーションは祝福を横取りしたヤコブが、怨念に駆られたエサウから逃げるようにハランへ行き、家族を率いてカナンへ戻ってきた後、兄に面会するために遣いを「遣わす」ところからはじまる。
 
いよいよ、20年ぶりに兄エサウに再会する時が来たのだ。 続きを読む

ヤコブの妻

ラバンには2人の娘がいた。長女がレア、次女がラケルだ。

姉妹そろって、ヤコブの妻となった。
経緯については前章「ヴァイェッツェー」でも述べた。
 
ところでヤコブと共にイスラエルの祖となったレアとラケルは、一体どのような女性だったのだろうか。
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ヴァイェッツェー

今週の朗読

パラーシャー:創世記 28:10-32:3
ハフタラ:ホセア書12:13-14:10
ブリットハダシャ:ローマ人への手紙9:1-29
 
今週のトーラーは、兄エサウの殺意から逃れて、一人で故郷を離れることになったヤコブがハランへ「出発した」ところから始まる。
 
途中で一泊野宿した時に見た夢が、今後のヤコブをより強めることになっていく。
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トルドット

今週の朗読

パラーシャー:創世記 25:19-28-9
ハフタラ:マラキ書1:1-2:7
ブリットハダシャ:ローマ人への手紙11:1-11:36
 
「系図」から始まる、今週のトーラー朗読
イサク夫妻が結婚して20年後、いよいよ双子の息子が誕生する。
双子の息子により、アブラハム伝来の契約はいよいよ具体的に継承されていくこととなる。
 
イスラエルの誕生である。