神と人との間で…オオカミのつぶやき

ユダヤの魂を持った、クリスチャン

ベニヤミン

ブログを書くのは、初めてなんですが

何から書き出していいのやら…。
でも、自分の中では常に何かを表現したいって気持ちでいっぱいなんです。



そういう自分の心の拠りどころ…

それは「イスラエル

中学の時に、図書館でふと見つけた
アウシュビッツの軌跡」
この写真集を見て、なんか思いっきり泣いた…。
それがユダヤとの最初の出会い。

それから、精神的にも実際的にも流浪を繰り返し、大学も就職も青春も犠牲にして生きて、今、ここにいる。

「ベニヤミン」と名乗ってるのも、ユダヤ人のルーツ「ベニヤミン族」から命名してる。

そもそもアブラハムの孫のヤコブ(別名:イスラエル)が12人の息子をもうけ、
それがどんどん広がり「イスラエル12部族」が誕生。
そのうち他の部族はアッシリア帝国に捕虜とされ、それ以来行方不明となり、
「ユダ族」と「ベニヤミン族」だけがカナンの地に残り、ユダヤ人の祖となっていく。
(以上は一般論)

その「ベニヤミン族」の大元である「ベニヤミン」はヤコブの末息子。
ベニヤミン族からはイスラエル初代サウル王や、ペルシャ皇帝の妃エステル、キリスト教最大の使徒パウロを輩出している。

聖書でベニヤミンについてこう語る。

「ベニヤミンは噛み裂く狼 朝には獲物に食らいつき 夕には奪ったものを分け合う。」
創世記49:27

「ベニヤミンのために彼は言った。主に愛される者はその傍らに安んじて住み
終日、神に身を寄せて その御守りのもとに住まう。」

申命記33:12

相反する聖句だが、僕には同一人物(部族)に対する言葉だとすんなり理解できた。

”残虐かつ非協調な性質の狼が、何故主に愛されるの…?”

普通の感覚だと、そう思うかもしれない。

確かに私は短気で負けず嫌いである。
幼少の頃から、一人行動が好きだし、慣れてるし。
そこのところは一匹オオカミなのだ(笑)

その、自分の中のオオカミ的な性質を信仰心を身につけ日々成長し、
徐々に社会や人と人との関係の中で一生涯にわたり発揮していくようにとの…神からのメッセージだ、きっと!

エステルは「ユダヤ人絶滅」という未曾有の謀略の中に噛み付きユダヤ民族を絶滅から救い
パウロユダヤ人であることを誇りに持ち、使命感を持って異邦の民へ福音を述べ伝えていった姿勢・・・
これこそ主に愛されたものであるが故に、いじめっ子ハマンやローマ帝国に立ち向かい、噛み裂いたオオカミ。

まさに聖霊に教えてもらったような感を受けました。はっきり覚えています。

そう思い、キリスト教の洗礼を受けて、早11年…今年12年目。
まだまだ社会の中で、聖なるものに十分に発なりえてないんじゃないか、というのが現状…。

「生きる」とは、何と難しいことか。
この俗世間とは、何と虚しいことか。

あ、話すごくコヘレトのようになってしましたけども(笑)
これが「ベニヤミン」な理由です。

毎週土曜日のシャバット経験と、トーラー的視点を通し、
心で感じ思ったこと、実生活や社会の中で体験したこと、過去の出来事
いろいろこうやって書けたらと、思ってます。